2024.1.7 堺育麦キリスト教会礼拝説教
動画はこちらから https://youtu.be/CCvnPZFo9ig?si=427NQ2lW4fdfTA7t
文字原稿は以下からです。
2024年1月7日 説教
説教題「み言葉に導かれて」
聖書箇所
目標聖句
詩編119編105節
119:105 あなたのみことばは、私の足のともしび、私の道の光です。
エペソ4:16
4:16 キリストによって、からだ全体は、一つ一つの部分がその力量にふさわしく働く力により、また、備えられたあらゆる結び目によって、しっかりと組み合わされ、結び合わされ、成長して、愛のうちに建てられるのです。
おはようございます。
今日は2024年の目標聖句を発表する日です。この民にふさわしいみ言葉は何ですか?とずっと祈ってきました。
これはいつも言っていますが、なかなか大変です。プレッシャーです。
目標聖句は言いっぱなしではなく、10年たって振り返ってもそこに神様からの導きの意味を感じる恵みがあるかどうか・・・・10年たって先生なんでこんな目標聖句を選んだの?と言われると困るからです。
そういう意味で悩むんですが・・・でも最後は神様にゆだねています。
いつも私は過去を振り返る。歴史を振り返る・・・・そんなことをしています。それはただの思い出話ではなく、歴史の中に働かれる神様のご計画と導き・・・・それに対しての私たちの応答。そこにはうまくいったこともあり、私たちの失敗もあります。それを通してなおもその中で働かれる神様の愛と恵みを見ることができるからです。
それはこれからもそうなっていくという希望と確信を与えてくださいます。主の恵みを振り返り感謝する。その中で私たちの弱さを知りながらも愛してくださっている神様。その忍耐と愛を覚えるからです。
そこで自分が牧師になってからの目標聖句を思い返しました。
総会資料の私の挨拶文の中からの抜粋もあります。
2010年
小さな群れよ、恐れることはありません。
あなた方の父である神は、喜んであなた方に御国をお与えになるからです。 ルカ12:32
この年は16人の現住陪餐会員の中で3人の兄姉を天に見送りました。
たくさんの試練があった中で、この年の11月23日に私は牧師按手を受けました。
2011年
小さな群れよ。恐れることはない。あなたがたの父は、喜んであなたがたに御国をお与えになるからです。ルカ12:32
強くあれ。雄々しくあれ。恐れてはならない。おののいてはならない。あなたの神、【主】が、あなたの行く所どこにでも、あなたとともにあるからである。」
ヨシュア1:9
この年も試練がいっぱい。とりわけ牧師家庭が大変。でも弱さの中でも神様は助けてくださり、今井姉の転会の恵みもありました。牧師が仕事をやめてフルタイムになったので、教会の財政も厳しい中を通りましたが守られました。
2012年
いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について感謝しなさい。これがキリストイエスにあって神があなた方に望んでおられることです。 Ⅰテサロニケ5:16~18
中川稔千代姉の洗礼
2013年
わたしがこれらのことをあなたがたに話したのは、あなたがたがわたしにあって平安を持つためです。あなたがたは、世にあっては患難があります。しかし、勇敢でありなさい。わたしはすでに世に勝ったのです。
ヨハネ16章33節
いつも喜んでいなさい。 絶えず祈りなさい。 すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。
Ⅰテサロニケ5章16~18節
教会の礼拝人数は少し減少し、厳しい時です。
堅信礼 河野順兄
2014年
あなたがたの思い煩いを、いっさい神にゆだねなさい。神があなたがたのことを心配してくださるからです。
Ⅰペテロ5章7節
この年は大いなる祝福の年でした。
洗礼:金美花姉、太田薫兄、梅田良平兄
転入:金賢文兄、金春美姉
信仰復帰 小谷由紀子姉
2015年
神は、私たちを暗やみの圧制から救い出して、愛する御子のご支配の中に移してくださいました。コロサイ1章13節
受洗:中川啓一兄 召天:中川啓一兄
転入:豊島昭二兄
2016年
神は、私たちを暗やみの圧制から救い出して、愛する御子のご支配の中に移してくださいました。コロサイ1章13節
移動なし
2017年
いつも喜んでいなさい。 絶えず祈りなさい。 すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。 第一テサロニケ5章16~18節
洗礼:森田久美子姉
召天:中川稔千代姉、井端光子姉、七野文子姉、西條以知子姉
太田照正兄
たくさんの方を天に見送りました。
2018年
ある夜、主は幻によってパウロに、「恐れないで、語り続けなさい。黙ってはいけない。わたしがあなたとともにいるのだ。だれもあなたを襲って、危害を加える者はない。この町には、わたしの民がたくさんいるから」と言われた。使徒18章9~10節
転入:木本一己兄
2019年
それは、からだの中に分裂がなく、各部分が互いにいたわり合うためです。 もし一つの部分が苦しめば、すべての部分がともに苦しみ、もし一つの部分が尊ばれれば、すべての部分がともに喜ぶのです。 あなたがたはキリストのからだであって、ひとりひとりは各器官なのです。 第一コリント12章25~27節
この年は、教会は大いに祝福され地域への伝道も進んできました
洗礼:岩崎英雄兄、高橋美緒姉
転入:吉村京子姉、若野愛子姉
2020年
すべての聖徒とともに、その広さ、長さ、高さ、深さがどれほどであるかを理解する力を持つようになり、人知をはるかに越えたキリストの愛を知ることができますように。
エペソ人への手紙 3:18~19a
コロナのため忍耐の時となる。
洗礼:高橋愛美姉 転入:今村宏兄
召天:梅田良平兄、豊島悦子姉
2021年
すべての聖徒とともに、その広さ、長さ、高さ、深さがどれほどであるかを理解する力を持つようになり、人知をはるかに越えたキリストの愛を知ることができますように。
エペソ人への手紙 3:18~19a
コロナにより忍耐続く
召天:若野愛子姉、豊島昭二兄
2022年
あなたがたに新しい戒めを与えましょう。互いに愛し合いなさい。わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。
ヨハネ福音書13章34節
洗礼:張 淑娟姉、劉丹丹姉、谷内山恵姉
転入:江利川悟兄
2023年
マリヤは言った。「わがたましいは主をあがめ、 わが霊は、わが救い主なる神を喜びたたえます。 ルカ福音書1章46~47節
あなたがたに新しい戒めを与えましょう。互いに愛し合いなさい。わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。ヨハネ13:34 でした。
移動なし
ひとり歴史を振り返ってみて、まさに試練もあるけど恵みもいっぱいです。後で賛美する聖歌604 数えてみよ主の恵みです。
目標聖句と教会の歩みを考えてみて
本当に信じられない恵みで教会は守られてきました。
教会員の皆様の祈りと忠実な働き、その他のたくさんの助け
まさに10年もつことは難しいと言われてきた教会が、なんとか形になってきました。
会計も守られました。一応自給する教会になりました。
その中で示されたのは。私たちの教会は新しいステージに来た。という事です。牧師の働きを教会の皆様がサポートして、私がたくさん動けることは感謝ですが・・・
ここからはもう少し進んで教会としての働きを成長させていくという事です。
これを発表するのは怖い、勇気がいる。今示されているのは教会についての聖書の言葉はエペソ書に詳しいですが、その中で4:16
4:16 キリストによって、からだ全体は、一つ一つの部分がその力量にふさわしく働く力により、また、備えられたあらゆる結び目によって、し
っかりと組み合わされ、結び合わされ、成長して、愛のうちに建てられるのです。
このみ言葉を示されてずっと考えてきました。
こんな風にしてキリストの体である教会は愛のうちに建てられていく。成長していく。
ただこれは私の牧師のエゴではないか?
教会成長だけがすべてではない。
集うお一人一人の成長が大事ではないか?
ここでいうからだとはキリストの体 すなわち教会と考えられています。
キリストによって、キリストを中心として。
ひとりひとりがその力にふさわしく働いて。いろんな励ましあい、祈りあい、助け合いを通して
一つ一つの部分がその力量にふさわしく働く力により、また、備えられたあらゆる結び目によって、しっかりと組み合わされ、結び合わされ、成長して、愛のうちに建てられるのです。私たちは成長して愛のうちに立てあげられていくのです。
そんなステージに教会は導かれているのです。そのことを学んでいく年となるでしょう。
そんなことをまとめていた正月に能登の地震、羽田の事故
信じられない突然のことがありました。
一瞬先は闇。
日本全体が先行きの不安があり。
希望が見えないこともある
ただただある意味ノー天気に教会成長を目指すのではない。
神様の願いはひとりひとりの成長です。
私はクリスチャンの働きは教会が中心ではないと思います。教会に来て、教会の奉仕で疲れ切ってします方々もおられます。
それは本末転倒。
ひとりひとりが教会で力を与えられて、それぞれの遣わされている社会
家庭や、職場や、学校 そこでキリストの愛に生きていくのです。
でも世の戦いは厳しいです。本当に疲れ切ります。
疲れない方が不思議です。でも私たちは帰る場所があります。
日曜日に教会に集い、礼拝に預かる。そこで私たちはイエス様から恵みによって罪の赦しと永遠のいのちをいただきます。
その恵みを信仰によって受け取るのです。
そこでまさにエネルギーチャージしてまた遣わされているところへ出かけていくのです。
そういう意味で教会は、私たちが最高の礼拝を行うところです。
教会のプログラムの中心はまさに礼拝です。そこでみ言葉によって養われていくのです。そのためには良き礼拝のために、牧師ひとりではできません。奏楽や、受付やお祈りや、交わり、声掛けいろんな人の働きが必要なのです。
また神様の願いは囲いの中にいる羊だけでなく。囲いの外にいる羊が救われることです。
そのために来た人がまた来ようと思うような教会を立てあげていきたいものです。
4:16 キリストによって、からだ全体は、一つ一つの部分がその力量にふさわしく働く力により、また、備えられたあらゆる結び目によって、しっかりと組み合わされ、結び合わされ、成長して、愛のうちに建てられるのです。
このみ言葉を学んでいきながら私たちは成長させていただきたいのです。
そのために大切なこと。
それを黙想しているときに今日のみ言葉を与えられました。
それはみ言葉への信頼。信仰です。
詩篇119篇105節にこんなみことばがあります。
あなたのみことばは、私の足のともしび、私の道の光です。
最近では、暗い夜道という事はあまりないですが、聖書の時代の夜の道というものは本当に暗かったと思います。皆さんも暗い夜道を体験したこともあるでしょう。
漆黒の闇。
どこに足をだしていいかわからないほどの闇があります。
私達の人生も、どこに足を出してよいかわからないような事があります。
その時、たったひとつの小さなともしびでもあれば、私達は安心して歩むことができます。
ずっと向こうは見えなくても、今、踏み出す一歩は照らしてくれるともしび、
私達が不安になっている時、先を照らしてくれるともしび。
詩篇の作者は、主のみことばは、そのようなともしびだと言います。
みことばによって、励まされ、一歩を進みだし、行く道を示してくださる。
そんな体験を、私達は日々、みことばを黙想する中ですることがたくさんあります。
聖書のすべては、私達への神様からのラブレターのようなものです。
その中で、皆様が神様からの愛をいっぱいに受けて歩んで行けるように祈ります。
そして、私達の教会にとって、とりわけ目標聖句は私達の一年のともしび、道の光となってくれると期待しています。
また、教会だけでなく、そこに集うお一人お一人にも、このみことばが、たくさんの恵みを与えて下さる事を祈ります。
私たちの日々
また教会の行く末
これもみことば ここに尽きる。
大きな信仰でなくてもいい。
み言葉は私の道の光です。
主に従って、信頼して、弱いけれどお任せして
失敗のように見えてもいい
主に従っていく。それを示されました
2024年の教会の目標聖句は2つ
教会を組織的に、
これは大変、焦らず、でも皆さんで思いを共有していきましょう。
何が起こるか楽しみです。
み言葉に導かれて生きましょう。
一つ証しをします。
私は時がよくても悪くてもみ言葉を聞いたことのない人にキリストのみ言葉を伝える。そのことを使命に生きていますが。
いろんな流れで、私は勝手に今、剣道界の伝道師に遣わされていると示されています。そしてここに集中してみようと示されました。
あなたのみことばは、私の足のともしび、私の道の光です。
不思議な導きで寒稽古のお誘いがありました。
日曜会
堺市では一番大きな道場です。
格式があり、内容も素晴らしい。日本を代表するような一流の先生も来られる。
日曜日なので私には縁のない道場。
そこに年末年始の稽古がありますが来られませんかとお誘いがある。
勝手にいけないところです。紹介者が必要 せっかく誘ってくれたのでこれは神様の私に対する導きと信じて行くことにしました。
年末年始12/29から1/3まで六日間やるっていう道場は他にありません。
かなりきつそうですし
私の体力も心配
でもこの機会に行かせてくださいと祈って参加
最初は緊張して なんせ50人近くの先生がいて二人しか知らない。
稽古の流れもわからない・・・・最初に剣道方をやるのですが。私はあまりっていないので慣れていない。しかも誰かと組んでやる。誰と組んでいいかもわからないし。皆さんは黙々と稽古される・・・・なんか知らないところで取りに越された感じ。でも知り合いのひとりの人が気を利かして方の相手をしてくださり。稽古の流れも少し教えてくれました。 でも、かなり失敗して冷や汗もの・・・・疲れました・ずっと早く寝ました。
筋肉痛 いつもの稽古よりも時間が長い。8:30~11:30 3時間ぐらいあります。日ごろ使わない筋肉も緊張で疲れたのだと思います。
日ごろは筋肉痛はでないのに…・ずっと出ました。
でも・・・
稽古は行けた!!
自分でもびっくり
ようやれた。なんか自信が付きました。
まあ無謀な挑戦
途中で倒れたら、そらみたことかと言われると思い
神様援けてくださいと祈りながら参加しました。
30~50人の先生が集います。私の知らない先生ばかり。私は最近の道場通いからかなり名が売れてきたと思っていましたが。ここでは全く無名でした。上には上があるし・・・知らない世界もいっぱいだと痛感
でもここで爪痕を残したい。主にために・・証ししたい
そんな思いがありました。
4日目 師範の先生から全員が並んだ挨拶の時
日曜会に入りませんか?これはかなり異例 偉い先生から私への声掛けです。
入れませんと証ししました。
先生がなるほどと言ってくれました。思いもかけず私が牧師だと証しできました。そしたらいろんな先生から声掛け
その後最終日
6日間の皆勤賞の先生が8人ほど紹介され記念品を渡されました。
私は日曜日は礼拝なので欠席しているので皆勤賞はあきらめていました。
ところが師範の先生が皆さんの前で
私の事なんかそんなに知られていないのに
豊島先生は出げいこなのに5日間出席されました。一日の欠席は先生が牧師なので礼拝が優先。これは仕方がありません。でもその他は熱心に来られたので皆勤賞に値します。と私の事を皆さんに紹介してくれました。これは嬉しかったです。
今、振り返ってみたら、私の祈りはすべて聞かれていました。
堺市の剣道界にかなり爪痕を残しました。
多分牧師などという人にあったこともない剣道関係者。しかもその牧師と話をし、剣道を共にするなんてことは皆さん初めてであったと思います。
神様の導きに従ってよかったなあと感謝しました。
119:105 あなたのみことばは、私の足のともしび、私の道の光です。
まさにみ言葉は私を導いてくださいました。
これからが楽しみです。
祈り